注文住宅のプレカットや耐震について

注文住宅を建ててくれるのが、ハウスメーカーや工務店です。どちらも注文住宅を建てるという点では同じですが、違う点がいくつかあります。

ハウスメーカーではプレカットという工程が行われています。

プレカットとは、工場で機械を使って木材を加工しておくことです。プレカットをすることで加工する際に出る木くずを施工現場に持ち込まない、工期の短縮、品質の均一化などのメリットがあります。機械で加工をしているためばらつきが少なく、ハウスメーカーの注文住宅は品質が均一になりやすいです。現場では加工した資材を大工さんが組み立てていきますが、すでに資材が加工されているので大工の腕の良し悪しはあまり建築に影響しません。

小規模な工務店の場合は、現場でひとつひとつ大工の手によって加工をしていく場合があります。大工だからこそ出せる伝統的な工法もあり、熟練の大工なら形の違う資材を狂いなくそろえることが可能です。

耐震性や防火性については、プレカットであるか・そうでないかは影響しません。

日本は地震が多い国なので耐震性を考えておくことが大切です。耐震性を高めるために重要なことが地盤の強さです。どんなに丈夫な家を建てても、家が建つ土地が弱いようではその上にのっているものが崩れてしまいます。

壁の配置バランスや柱の強度などに耐震性に影響を与えます。たとえば、南側に縁側があり、北側は窓が少ない家だと、南側は壁が少なくなり北側の壁とのバランスが悪くなってしまいます。

火事は日の扱いに気を付けることである程度防げますが、もらい火を受けてしまう可能性があるので、防火性を高めておくと安心できます。庭のない家や庭があっても隣家と接している場合は、もらい火に注意が必要です。隣地境界線から1階は3m以下、2階は5m以下の距離にある建物の部分が延焼の恐れがあります。耐火性のある建材や窓を使うことで防火性を高めることができます。また、庭を広くとることでも隣家との距離が開くので、もらい火の危険性を抑えられることが期待できます。

耐震や防火を高めるために、ハウスメーカーや工務店ではさまざまな工法や設備などを用意しています。万が一のことを考えて、耐震性も防火性も高い家を考えておくとよいでしょう。リフォームによって高めることもできますが、リフォームが大がかかりになってしまったり、費用も気になります。そのため、家を建てる段階から地震や火事への備えを考えておくとよいでしょう。